神界コースの求道の会、仕組みの会である「仕組みの会」と、(有)光泉堂、主宰する佐田靖治氏を紹介しています。土水火風空とは、自然の諸力とは? 人生道と求道、浄化行とは、仕組みとは?

「アニメと、魂(タマシイ)と、機械文明」

「アニメと、魂(タマシイ)と、機械文明」

  • 綾波レイは、魂(ミタマ)取り戻すことが出来たのだろうか?
                      「新世紀エヴァンゲリオン」

  • 機械の体求め謎の美女メーテルとともに銀河鉄道999号
    星の海に旅立った星野鉄郎少年は、
    宇宙を支配する機械文明機械の体に、深い疑問を持つ
    血の通った生身の体限りある命選択した鉄郎は、
    ついに機械帝国を崩壊させることを決意する
                    「銀河鉄道999(スリーナイン)」

  • 映画アニメ漫画小説は、なぜ「機械文明と人類との戦い」
    テーマにして描き続け書き続けて来たのだろうか?
  • 「機械文明と人類との戦い」テーマに描いた作品、この領域を描いた
    作品には、子供の頃から引きつけられていたように思います。
     昭和42年(1967年)生まれの日高見は、ものごころがついた70年代
    80年代には、アニメ特撮漫画推理小説SF小説、そして児童文
    など、それなりに観たり、読んだり、触れて来ました。
     石森章太郎(当時。後に石ノ森章太郎)氏「サイボーグ009」は、
    漫画の単行本がボロボロになるまで読んでいたことを覚えています。
  • 手塚治虫氏漫画にも、強い影響を受けています。
     特に「火の鳥 黎明編」日本神話歴史学考古学と、氏の想像力
    とが重なって展開し、描かれる、手塚治虫版「日本古代史」といった趣
    きがありました。
     後年、自分が神話と古代史の世界、中でも邪馬台国と卑弥呼女王の謎
    に強く魅せられていく大きなきっかけが手塚治虫氏の「火の鳥 黎明編」
    であったことは間違いありません。
  • 「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「宇宙海賊キャプテンハーロック」
    「クイーン・エメラルダス」「新竹取物語1000年女王」といった、松本
    零士氏原作アニメ漫画にも、強く影響を受けています。
  • 特に「銀河鉄道999」という作品は、松本零士氏の作品群のなかでも、
    「機械文明と人類との戦い」というテーマが、よりくっきり、鮮明に、
    全面に出ている作品であったと思います。
  • 「999」に登場する機械化世界機械化人、表向きは永遠の生命を謳歌
    しているように描かれますが、その実態は、生身の人間の魂(たましい)
    「命の火」を奪い取り、「命の火」のカプセル食料として摂取しな
    い限り生きることが出来ない生命であることが描かれます。
                (劇場版第2作「さよなら銀河鉄道999」)
  • 機械文明コンピューター文明の行き着く先を、松本零士氏の作品郡
    かなり早い時期から、漫画やアニメの世界で描き続けていたことが感じ
    られます。
  • これまで数多くの人々が、様々な表現方法で、映画アニメ漫画、小
    説などで、「機械文明と人類との戦い」を描き続けてきました。
     そこには、何か、大きな意味が、意義が、あったように思います。
  • 生身の人間が、悪の秘密組織によってさらわれ改造されてサイボーグ
    戦士に作り替えられていくその悲哀は、石ノ森章太郎氏「サイボー
    グ009」描かれていますし、機械ロボットとして生み出された生命が、
    悪の組織と戦いながら自己の存在人間とは違う自己の姿苦悩し続
    ける姿は、「人造人間キカイダー」「キカイダー01」などの作品で何度
    も取り上げられています。
  • 映画「ブレードランナー」レプリカントは、人造人間アンドロイド
    して生み出され、人類によって過酷な宇宙の労働現場に投入され、そ
    短く設定された寿命が尽きる簡単に捨てられてしまう悲しくも誇
    りに満ちた生命体であることが描かれます。
     彼らレプリカントたちが、人類に対し叛乱を企てるのは、しごく当然
    のような気がします。
  • 現実世界の人間が、様々な工業製品を生み出しては寿命が来る前にど
    んどん捨てて次々新しい製品に買い替えていく姿、そこには当然、
    造する側の企業の思惑宣伝広告するメディアを使った洗脳活動広報
    活動もあるわけですが、その辺りの現実をうまく取り入れて、捨てられ
    る側の機械の身にもなってみろと、身勝手な人類を告発していたのが、
    映画「ブレードランナー」レプリカントたちの姿であったようにも思
    えます。
  • 「機械文明と人類との戦い」を描いた作品は、あまりにも数が多く、自
    分が観たり読んだりした、ごく一部の作品からしか書けないのが残念で
    すが、やむを得ないですね。
  • そんな個人的印象に過ぎないのですが、「機械文明と人類との戦い」
    描いた作品を、おおざっぱに時代的な変遷でつかまえてみると、初期に
    は、ロボットや人造人間アンドロイドとして生み出された生命が、やが
    ては人類に反旗をひるがえし叛乱を起こしていく。この段階ではロボ
    ットやアンドロイドは、人間のコピーや人間もどきであって、あくまで
    も人類とは違う生命であるという描かれ方。それがやがて、サイボーグ
    という形で、生身の人間が、身体のパーツを機械で置き換えていく話
    表に浮上します。日本では、60年代から70年代、80年代といった辺りの
    作品が、そうでしょうか。
  • やがて90年代に入ると、「攻殻機動隊」「新世紀エヴァンゲリオン」
    に描かれていたように、機械化の度合いが一気に進んでくるロボット
    アンドロイドサイボーグクローン人間は当たり前になり、物語世界
    も機械化し、中で活躍する登場人物たちも機械化している。自分自身の
    表現体が機械化していくその中でどう生きるか、という話になってい
    っているように思えます。
  • さらに映画「マトリックス」三部作アニメ版「アニマトリックス」
    「スターウォーズ」第一部の三部作が、1999年から公開されていって、
    「機械文明と人類との戦い」の描写は、一気に深刻さを増したように思
    います。そこに「13F」というSF映画も加えると、高度なはずの機械文
    明、コンピューター文明が行き詰まっている姿が、表わされていたこと
    がわかってきます。
  • そんな現実世界アニメなどの創作の世界でも、機械文明化コンピュ
    ーター文明化が進んでいた、平成7年(1995年)10月「新世紀エヴァン
    ゲリオン」は、よく出来たロボットアニメとして始まりました。
     主人公の少年少女達14歳のチルドレン人造人間エヴァンゲリオン
    に搭乗して、襲ってくる未知の敵、使徒と戦う物語。「エヴァ以前/以
    降」という言い方が生まれたほど、大きなブームを巻き起こし、以降の
    アニメの歴史を大きく替えた作品です。
  • 魅力的なキャラクターが多く登場する中で、エヴァを象徴する、神秘的
    な少女綾波レイ。現在の「新劇場版」4部作3回公開予定第2作「破」
    まで。今後、どう展開するかはわかりませんが、最初のエヴァとは違う
    ものを目指そうとしていることは確かだろうと思います。
  • 綾波レイとは何者か。90年代のエヴァでは、主人公=碇シンジの母親
    碇ユイ、彼女のクローンとして作られた少女一つの身体が死んでも、
    魂というか、意識を別の身体に移し替えて、何度も生きることが出来る
    設定で描かれていました。
  • 綾波レイは、魂(タマシイ=ミタマ)を取り戻すことが出来たのだろう
    か?
  • シンジ君の搭乗するエヴァンゲリオン初号機には、死んだ母親 碇ユイの
    が、宿らせてあったことが明らかとなります。それではユイのクロー
    ンである綾波レイ彼女の魂は、いったいどこからやって来たのか
    「ガフの部屋」? それとも神々の世界神界からなのか。
     宇宙表現世界の源無限そのもの(無源)であるのか。
     クローン生命であっても、元の表現体(ユイ)とは違う魂が、独自に
    存在していることになりそうです。
  • 綾波レイは、使徒の攻撃からシンジ君を守るため、零号機ごと自爆して
    第二のレイ死んでしまいます。しかし、すぐさま第三の身体を与えら
    れ、生命を取り留めたということで、また生き返ってしまうのです。
     アニメの話ではありますが、どこか人ごとでは済まない話のように感
    じます。
  • 21世紀の現在現実の人間世界機械文明化コンピューター文明化
    さらに進行していけば、いずれは人間の表現体が機械化していくことは、
    充分考えられることです。
     機械文明化が進行していけば、昭和の人間関係が懐かしく、時にうる
    さく思い出されるように、人間性が薄れていくことになります。別の表
    現をするならば、表現体から生命の元が失われていく、すなわち、
    (タマシイ=ミタマ)が失われていくことになるようです。
     「銀河鉄道999」機械人間が、人の魂「命の火」を食料にして生き
    延びている描写は、機械人間化することで失ってしまった魂を、生きた
    人間から魂を奪い取って食べることで、エネルギー補給している姿であ
    った、ということになります。
     
  • 機械文明の世界で、失われた魂を取り戻すにはどうしたらいいのか? 
    という問いは、機械ロボット化して魂(ミタマ)を奪われてしまった表
    現体が目指すための道ですが、その道筋も、異次元にはきちんと開かれ
    ていると言います。
  • 物質人類は、まだ生身の身体の中に、自分の魂(タマシイ=ミタマ)
    きちんと持っていると言います。ただ、一般的には魂(ミタマ)は厚い
    殻、魄(ハク)に覆われていて、その本来の働きを発揮してはいません。
     厚い殻を割って、眠っている魂(コン=ミタマ)を目覚めさせること
    「ミタマ開き」 と言います。そこから、ミタマ磨き、ミソギ浄化の
    神界コースの求道が始まるのですが。
     ミタマ磨きミソギ浄化の求道を続けて、自己浄化自己脱皮の過程を
    繰り返していくと、宇宙の魔的な機械体制が崩壊していくのだそうです。
  • アニメや漫画、映画や小説で描かれて来たことには、一部真実もあり、
    また限界もあるのですが、人生道と求道の過程を踏んで、現実の宇宙の
    魔的な機械体制を超えて、正しい世界を目指すための道筋も切り開かれ
    ています。自己の魂(タマシイ=ミタマ)に正しくつながることで、道
    が切り開かれていくようです。
                     (平成22年8月18日(水)、
                      平成23年1月14日(金)修正)



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